札幌のハザードマップと不動産評価額に関係性はある?不動産売却の知識
ハザードマップとは「自然災害の被害範囲を予想した地図」のことです。
札幌にも津波や土砂災害の被害を予想したハザードマップがあります。札
幌のハザードマップは市のホームページで確認可能です。
札幌の家や土地を不動産売却するときの不動産評価額とハザードマップには関係性があるのでしょうか。
札幌の家や土地を売却するときに知っておきたい知識を解説します。
■札幌のハザードマップと不動産評価額の関係性
札幌のハザードマップで影響があると書かれた地域に家や土地があったとします。
ハザードマップは災害時に影響が出ることが予想される地域ですから、家や土地がリスクを抱えていると言えるかもしれません。
このようなケースでは、札幌の家や土地を不動産売却するときに「ハザードマップで災害時に影響が懸念されるから」という理由で不動産評価額を下げられるかが問題です。
結論から言うと、札幌のハザードマップが不動産評価額に影響することはほぼありません。
札幌のハザードマップと不動産評価額はあまり関係性がないと思って差し支えありません。
たとえば、東日本大震災で被害のあった宮城県仙台市の中には、震災後に不動産価格が上昇した地域もあります。
ハザードマップが不動産評価額と深い関係性があるのなら、考えられないことではないでしょうか。
札幌のハザードマップが不動産評価額と一切関係性がないとまでは言い切れません。
ですが、不動産売却において不動産評価額との関係性は薄いと言えるでしょう。
札幌の不動産売却でハザードマップとの関係性による不動産評価額の低下は、あまり心配する必要はありません。
■札幌の水害ハザードマップの説明は義務化されている
札幌のハザードマップは不動産評価額とあまり関係性はないという結論でした。
しかし、札幌のハザードマップは不動産売却においてクレームの原因になる可能性があるため注意が必要です。
2020年から水害ハザードマップの説明は義務化されている点にも注意してください。
不動産売却時に不動産評価額との関係性が心配で、ハザードマップのことには一切触れませんでした。
後から買主がハザードマップのことを知ってクレームになりました。
クレームやトラブルを避ける意味でも、ハザードマップでリスクがある場合は説明した方が無難です。
ハザードマップについての説明義務については、不動産売却時に不動産会社へ確認しておいた方がいいでしょう。
気になることがあれば、一緒に相談しておいた方が安心です。
■最後に
札幌のハザードマップは不動産評価額に多大な影響を与えるわけではありません。
ただ、不動産売却時に説明義務があるという点では関係性なしとも言えません。
不動産売却時にクレームにならないよう、注意が必要になります。
不動産売却は人生にそう何度もありません。
札幌の不動産を売るときは、さまざまな不安が出てくることでしょう。
当社は安心安全な取引とサポートで、不動産売却時の不安を解消いたします。
ハザードマップ以外の不安や疑問についても当社を頼ってください。
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