●不動産の売却価格について その6

〇建物の売却価格とは
土地以外の一戸建、マンション、アパート、テナントビルなど建物の不動産の価格はどのように決まるのでしょうか?
土地が借地でなければ土地代+建物代で構成されますが、特に建物の一つの基準がいつ建てられたのかということです。
建物は土地と違い減価償却され年々評価額が下がり、減価償却用の法定耐用年数は、マンションなど住宅用の鉄筋コンクリート造が47年、木造住宅だと22年となります。
ただ、実際には屋根や壁の塗装塗替えなど修繕工事やの設備のメンテナンス・交換状態などにより、より長く使用することができます。
マンションも昔から寿命は50年で建替えと言われてきましたが、2024年4月1日現在、全国で建替えになったマンションは297件(24,000戸)(国土交通省発表数値)です。
現在、マンションで使われるコンクリートの強度は24N(ニュートン)が平均的ですが、タワーマンションなどでは100Nのものも使われ、100年以上の寿命があるといわれています。
また、一戸建ても長期優良住宅などはメーカーで60年保証(有料)をうたっているも多くあります。
では、建物の評価の目安は何なのか。
それについては、次回に。
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