●不動産の売却価格について その4

〇売却査定サイトの活用

不動産の売却価格を知りたい場合に良く使われるのが、この売却査定サイトです。ヤフーなどのページ上に広告バナーが現れ、「60秒で価格が分かる」とか「不動産を高く売りたいときは」などのうたい文句でサイトへ誘導します。

当社でもいくつかのサイトを利用していますが、大抵の売主様が「クリックすれば価格が直ぐに分かると思っていた。」とお話しされ、数社から電話連絡が来て驚くことになります。

物件情報(個人情報)が加入している不動産会社(一般的には6社)に一斉に配信され、確認の電話やメールが大量に届くことになります。

具体的に検討したい方は各社の査定書の吟味や訪問査定の段取り設定をこれで行います。

ただ、多いケースは一番高い価格を付けた会社に売却を任せるというもの。

その価格に根拠があって高くなるのであればよいのですが、中には相場よりかなり高い価格設定で興味を引くというやり方の多々あり、実際依頼したが1年以上も全然売却できないケースも実際あります。

各社比較して検討するのであれば、良いのですが高い価格を付ければ売却できる訳ではないのです。どんな根拠を基に提案しているのか、どのような営業展開や手法で成約に持っていくのかをよく確認した方が良いでしょう。

〇知り合いの不動産会社や士業(税理士・司法書士・弁護士など)からの紹介

今までに何度か取引がある不動産会社やお付合いがある士業からの紹介から売却へ進むケースもあります。

過去にお付合いがあれば、相手の信頼度も高く、売却を任せるのは良いかもしれません。ただ、不動産会社も賃貸専門の会社なのか、売買専門の会社なのかその特性を確認した方が良いでしょう。

ことわざでも「餅は餅屋」というほど、やはりその道の専門家に任せた方が良いアドバイスや提案がなされるでしょうし、これこそが最善策だと言えます。

◎不動産のご売却については「A-ハウス」へお気軽にご相談下さい。

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