ローン滞納を解決したい!債務整理と任意売却の違いや流れ
■ローン滞納の解決方法「債務整理」とは?手続きの流れ
債務整理とは「任意整理」「民事再生」「自己破産」など、ローン滞納を含め債務問題を解決するための法的な対処・手続きのことです。
法的な対処・手続きですので、方法によって弁護士や裁判所などがローン滞納などのお悩み解決に登場します。
任意整理とは弁護士など法律の専門家に相談して、借金を整理することです。
弁護士が債権者などと相談したり、利息を引き直したりして、ローン滞納などの借金苦の状況を緩和する方法になります。
民事再生と自己破産は裁判所で行う法的な手続きです。
民事再生はローン滞納などで返済に困っている借金を減額してもらい、計画を立てて返済する方法になります。
自己破産は裁判所の手続きにより、債務を免除してもらう方法です。
返済状況によって債務整理の中のどの方法が解決に向くか変わってきます。
ローン滞納などで困っているときに解決に向けて債務整理を使う場合は、次のような流れで進めます。
流れ①弁護士に債務整理について相談する
流れ②ローン滞納など債務状況を確認して債務整理の方法を選ぶ
流れ③弁護士が債務整理の手続きを進める
流れ④債務整理が完了する
債務整理は基本的に弁護士など専門家に相談します。
弁護士に債務整理を依頼すれば、後は弁護士の方で手続きを進めるという流れです。
■ローン滞納の解決方法「任意売却」とは?手続きの流れ
ローン滞納を任意売却で解決する方法とは、不動産売却金でローン残債を清算する方法です。
ローン滞納などの債務問題の解決に使われるため勘違いされがちですが、任意売却はあくまで不動産売却の一種になります。
よって、任意売却を進めるのは基本的に不動産会社です。
不動産会社には任意売却に対応している会社としていない会社があるため注意してください。
ローン滞納を任意売却で解決する場合の流れは次の通りです。
流れ①任意売却を行っている不動産会社に相談する
流れ②ローン滞納の状況や残債、契約内容などを確認する
流れ③任意売却のために債権者に協力してくれるよう相談する
流れ④交渉がまとまったら任意売却を実施する
流れ⑤任意売却の売却金でローン滞納分を清算する
ローン滞納の解決に任意売却を希望しても、債務状況によっては任意売却より債務整理の方が適切な解決が望めるケースもあります。
債務額が大きい場合や債務の数が多い場合などは、弁護士などの専門家にもアドバイスを求めることをおすすめします。
■最後に
ローン滞納時の解決方法としては債務整理と任意売却があります。
債務整理は法的な解決方法ですが、任意売却はあくまで不動産売却です。
方法の内容が違うため、手続きの流れも違ってきます。
方法を決めるときは、まずは専門の不動産会社などに相談してみてはいかがでしょう。
ローン滞納や返済のお悩みは、札幌不動産売却相談窓口へご相談ください。