住宅ローン返済困難で住み替えも難しい!相談先と対処法
■住宅ローン返済困難で住み替え/引っ越しもできないときの対処法
住宅ローン返済困難で不動産売却/任意売却を使っても引っ越しできないケースがあります。
たとえば新型コロナなどの影響により急に収入が下がってしまい、今後の生活の見通しが立たないケースなどがあるはずです。
また、子どもの学区や通勤の関係、家族が体調を崩しているなどの事情から住み替え(引っ越し)が難しいケースもあります。
このようなときは、住宅ローン返済困難の解決策として任意売却を使っても生活の事情から状況改善が難しい可能性があります。
主な対処法としてはふたつ考えられます。
・支出の整理などにより住み替え費用を捻出して住宅ローン返済困難を解決する
・住宅ローン返済困難住み替え(引っ越し)しない不動産売却により解決する
住宅ローン返済困難の他に多数の債務を抱えている場合は不動産売却/任意売却で解決しようとしても難しく、最終的に自己破産などの法的な手段を要するケースもあります。
任意売却など不動産売却によって債務を解決することが困難な場合は弁護士に対処法についてのアドバイスを受けることをおすすめします。
ふたつの方法のどちらかで対処できるか不動産の専門業者などにも相談し、解決可能かどうかを慎重に判断することが重要です。
■住宅ローン返済困難で住み替え/引っ越しが難しいときの相談先
住み替え/引っ越しが難しく、かつ住宅ローン返済困難なときは3つの相談先があります。
・返済困難な住宅ローンを貸した金融機関
住宅ローン返済困難なときは住宅ローンの契約をしている金融機関にリスケなどを相談可能です。
滞納前の状態であればリスケに応じてくれる可能性もありますが、金融機関自体が返済困難という理由で住宅ローン支払いを免除してくれたり、解決のために積極的に動いてくれたりすることはありません。
・弁護士などの債務や法律の専門家
住宅ローンなどの債務を多数抱えており法的手段で解決したい場合や、すでに全てが滞納状態で不動産売却/任意売却しても住み替え(引っ越し)などが不可能、残債についても返済不能という場合は弁護士に相談する方法があります。
・任意売却やリースバックの専門業者
住宅ローン返済困難では任意売却などの専門業者(不動産会社)に相談することも可能です。
住宅ローン返済困難などの債務問題では自己破産などの法的手段を思い浮かべるかもしれませんが、不動産売却により解決できるケースも多いのです。
住み替え(引っ越し)が難しい場合はリースバックで対処するという方法もあります。
■最後に
住宅ローン返済困難なときは主にふたつの対処法があります。
任意売却などの不動産売却で解決する場合は相談先が専門業者(不動産会社)になります。
先に不動産会社に相談しても債務状況から解決が難しい場合は弁護士などに相談のうえで対処してもらうことも可能です。
住宅ローン返済困難でお悩みの方は札幌不動産売却相談窓口へご相談ください。