不動産売買で住宅ローンの事前調査にかかる時間は？
不動産は高額な買い物です。
不動産売買では、買主の多くは住宅ローンを利用して不動産を購入します。
住宅ローンの審査が終わらなければ融資してもらえません。
よって、不動産売買の買主側にとっても、売主側にとっても、
住宅ローンの審査にどれくらいの時間を要するかは重要な問題です。
住宅ローンの事前審査などにかかる時間によって、不動産売買が完了するまでの時間も変わってくるからです。
札幌の不動産売買で住宅ローンの事前審査など、審査に要する時間を解説します。
不動産売買の住宅ローンでは事前審査と審査がある
カードローンなどの審査は基本的に申し込み時の一度で、会社の中には即日融資してくれるところもあります。
しかし、住宅ローンになると、即日融資とはいきません。
住宅ローンの融資額は高額になりがちなので、金融機関側も審査に時間をかけるからです。
また、住宅ローンは審査が二部構成になっているという特徴があります。
住宅ローンの審査は「事前審査」と「本審査」があり、
どちらかの審査で落ちてしまうと、住宅ローンの借り入れができないのです。
事前審査とは、二部構成の住宅ローン審査のうちの前半の審査になります。
不動産の購入を希望している人（住宅ローンの借り入れ希望者）の年収などを確認し、
「収入などを考慮してその不動産は購入できるか」
「収入などを考慮して、その不動産を買って住宅ローン返済できるか」などを、提出された情報をもとに審査します。
これが住宅ローンの事前審査です。
事前審査の後に行われる本審査は、事前審査の再確認のような審査になります。
収入などからその不動産は購入できる価格帯か。
借り入れ希望者の信用情報。収入に対して返済額や借り入れの額は適切か。
以上のようなポイントを確認し、再度審査を行います。
これが本審査になります。
本審査をパスすると、晴れて住宅ローンの融資が決定します。
このように住宅ローンには事前審査と本審査があるため、
不動産売買をするときは時間的な余裕を持って住宅ローンに申し込む必要があります。
不動産売買の住宅ローンの事前審査など審査に要する時間
住宅ローンの審査に要する時間は、「事前審査の時間＋本審査の時間」になります。
住宅ローンの事前審査に要する時間は2日～1週間が目安です。
金融機関の混雑状況によっても変わってくるので、「2日で絶対できる」と考えるより、
ある程度余裕を持って時間を見ておきましょう。
住宅ローンの本審査に要する時間は1～2週間ほどです。
事前審査よりやや時間がかかると思った方がいいでしょう。
事前審査と本審査を合計して大体3週間ほどが不動産売買にかかる住宅ローン審査の時間ですが、
書類不備や審査が難しい案件などはさらに時間がかかる可能性があります。
住宅ローンの事前審査などに時間を要するケースでは、2カ月ほどかかることもあるため注意が必要です。
最後に
不動産売買のときの住宅ローンには審査が不可欠です。
カードローンやキャッシングでよく耳にする即日融資はできません。
事前審査と本審査で3～2カ月の時間が目安になります。
札幌の不動産売買では住宅ローンの審査期間も考えて計画することが重要です。
札幌の不動産売買は札幌不動産売却相談窓口にお任せください。
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