●令和7年1月1日付路線価の発表 その3

〇その他の路線価について

〇札幌圏外で特筆されるのは上昇率が30.2%で全国2位だった「富良野市の道道北の峰線通リ」。スキーリゾート地としてニセコに次ぐ人気のスキー場となり、訪日客も増え、国内大手デベロッパーの明和地所や積水ハウスなどのホテル建設予定などが発表された。

〇ラピダス千歳工場の稼働に伴い、苫小牧東部地域への企業進出の追い風で苫小牧市新開町4の「明野南通リ」が前年比8.1%の上昇。

〇全国の平均変動率は前年比2.7%増で、4年連続で上昇した。インバウンド(訪日客)やマンションの需要が上昇を後押しし、35都道府県で上昇し昨年より6県増えた。伸びが顕著だったのは都市部とその近郊。地方の別荘地や観光先として訪日客に人気のエリアも上昇。

その一方、一部の地方では下落が続き、二極化が進んでいる傾向が出ている。

都道府県別では、東京の上昇率が8.1%で最大。次いで、沖縄の6.3%、福岡の6.0%。また、前述したように長野県白馬村でも32.4%などと、訪日客の人気観光地も上昇率が高くなっている。

一方、昨年の能登半島地震の影響から輪島市朝市通リは16.7%マイナスとマイナス最高地点となった。

札幌市内の土地売却のご相談はA-ハウスへお任せください。

この記事を読んだ方は、こんな記事を読んでいます。