●令和7年1月1日付路線価の発表 その2

〇札幌圏の路線価について

札幌市内5税務署管内の最高路線価はいずれも前年を上回った。特に札幌中心部ではインバウンド増加によるホテルへの投資熱が価格を押し上げた。その一方で価格高騰によりマンション販売は低迷したため上昇率は全体的に縮小傾向となった。

〇札幌中税務署管内最高路線価:JR札幌駅南口「札幌ステラプレイス前」前年比6.3%上昇・774万円/㎡

〇札幌北税務署管内最高路線価:北口西通リ「北区北7西4」前年比11.4%上昇・263万円/㎡

〇札幌東税務署管内最高路線価:新札幌駅前通り「厚別区厚別中央2の5」前年比5.4%上昇・59万円/㎡

〇札幌西税務署管内最高路線価:石山通り「中央区南1条西11丁目」前年比5.6%上昇・94万円/㎡

また、建設コスト高が出てきており、10年前と比べてコストは約3割高くなった。2024年の道内分譲マンションの着工が前年比6割の大幅減、注文住宅も4%減となった。そのため、土地需要が減り、地価の値上りに歯止めがかかっている状況となっているといえます。

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