●今年度1月~5月中古一戸建て成約状況について まとめ

〇札幌市におけるファミリータイプ一戸建成約状況

東日本不動産流通機構(レインズ)掲載の新耐震基準(昭和58年以降)の一戸建てが対象

・中央区:総件数:18件 平均土地面積:239.38㎡(72.41坪) 

 平均建物面積:175.18㎡(52.99坪) 平均成約価格:7,332万円

・北区:総件数:81件 平均土地面積:204.94㎡(61.99坪) 

 平均建物面積:142.77㎡(43.19坪) 平均成約価格:2,685万円

・東区:総件数:73件 平均土地面積:188.94㎡(57.15坪) 

 平均建物面積:130.42㎡(39.45坪) 平均成約価格:2,624万円

・白石区:総件数:28件 平均土地面積:166.42㎡(50.34坪) 

 平均建物面積:152.63㎡(46.17坪) 平均成約価格:2,692万円

・豊平区:総件数:32件 平均土地面積:210.65㎡(63.72坪) 

平均建物面積:169.35㎡(51.23坪) 平均成約価格:3,644万円

・南区:総件数:55件 平均土地面積:223.91㎡(67.73坪) 

 平均建物面積:134.79㎡(40.77坪) 平均成約価格:2,072万円

・西区:総件数:62件 平均土地面積:190.81㎡(57.72坪) 

 平均建物面積:146.63㎡(44.36坪) 平均成約価格:2,737万円

・厚別区:総件数:38件 平均土地面積:201.06㎡(60.82坪) 

 平均建物面積:130.15㎡(39.37坪) 平均成約価格:2,817万円

・手稲区:総件数:70件 平均土地面積:225.70㎡(68.27坪) 

 平均建物面積:125.30㎡(37.90坪) 平均成約価格:2,140万円

・清田区:総件数:60件 平均土地面積:223.67㎡(67.66坪) 

 平均建物面積:134.77㎡(40.77坪) 平均成約価格:2,215万円

全10区:平均総件数:51件 平均土地面積:207.55㎡(62.78坪) 平均建物面積:144.20㎡(43.62坪) 平均成約価格:3,096万円

・中央区以外の9区:平均総件数:55件 平均土地面積:204.01㎡(61.71坪) 平均建物面積:140.76㎡(42.58坪) 平均成約価格:2,625万円

(※中央区は別格なため、中央区以外の9区の平均が一つの指標となりそうである。)

実際に成約になっている一戸建ては、メインは新築当初は注文住宅が多かったようで、平均で土地面積も200㎡(60坪)を超えている。まあ、建物面積も140㎡(42坪)を超えており、現在の新築建売住宅が土地面積130㎡(40坪)以下、建物面積100㎡(30坪)程度と比べても大きな相違がある。

新耐震基準以降の建物であれば、リフォームやメンテナンスを施せば十分使える建物もあり、今後も新築には手が届かない層には需要があるものと思われる。

逆にいえば、コロナバブルのような状況には程遠い現在でも、売り手側からの条件を有利に運ぶ下地は環境として整っているといえるのかもしれない。

札幌市内の一戸建て売却のご相談はA-ハウスへお任せください。

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