●条件の良い=高く売れる不動産とは

○建物編
1.敷地の広さ:建物代金の構成は土地代+建物代です。そのため、敷地の広さが過半以上を占めるケースも少なくありません。
2.建物の古さ:建物の築年数も大きな要素となります。新耐震なのか旧耐震なのかによっても建物の評価は大きく異なり、旧耐震だと建物の評価は無く土地代のみとなる場合もあるでしょう。
3.規模・構造:新耐震の場合の規模は1階建なのか、2階建なのか、3階建なのかにより建物の坪数が増えますので、評価も当然高くなります。
構造は木造なのか鉄筋コンクリート造なのか、さらに基礎杭なのかベタ基礎なのか。木造と鉄筋コンクリート造では、法定耐用年数が異なり、残った耐用年数も異なり評価も異なります。
4. 間取り:一般的に需要の多いのはファミリータイプの3~4LDKの間取りでしょう。
5. 駐車場:一戸建ての場合、敷地の広さにもよりますが、駐車場スペースがあるでしょうが、1台分なのか2台以上なのか、または敷地に余裕があれば庭や物置、冬場の雪置場のスペースに活用ができます。
6. リフォーム履歴:一戸建でも定期的な外壁・屋根のメンテナンスは必要です。また、設備関係も10年単位で給湯器の取替などが必要となります。定期的なメンテナンスがされていなければ、外壁の傷みや屋根の板金からの雨漏りにつながる恐れがありますので、評価減につながることになるでしょう。
7. 生活利便性・周辺環境:
交通アクセス:地下鉄が使えるのかJRなのか、バス便なのか
買物:コンビニ・スーパー・ドラッグストア・公園・金融機関・病院・幼稚園・学校が徒歩圏にあるのか
積雪量:暖冬化しているとはいえ、まだまだ、北海道は積雪は必ずありますので、冬の積雪量や除雪が入るのかや風向きはどうかなど
8. 周辺競合物件:造成された団地などを購入した場合だと、同じ年齢層の入居者が多く、ライフスタイルも似たようなものになります。子供が巣立って夫婦二人になって一戸建は広いし、除雪も体力的に厳しくなってきて、売却に進むケースは少なくありません。そのような場合、同じような築年数・規模のものが頻繁に売却に出されることが考えられます。つまり、売却の競合が多くなり、物件の価値が相対的に低くなってしまい、最終的には価格勝負となってしまうことも考えられます。このような事態を回避するためにも、他の人より早い行動(アクション)を取ることをお勧めします。
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