転勤でマイホームは売却すべき?売る・賃貸・空き家の判断基準
■転勤時のマイホームの扱いは売却・賃貸・空き家など
転勤時のマイホームの扱いには「売却」「賃貸」「空き家」などの方法があります。
・転勤のときにマイホームを売却する
転勤による引っ越しに合わせてマイホームを売却する方法になります。
売却のメリットはマイホーム売却資金というまとまったお金が入ることです。
転勤先に新しい住居を買うときの資金として使えます。
売却のデメリットはマイホームが使えなくなることです。
・転勤のときにマイホームを人に貸す(賃貸)
マイホームを転勤中に誰かに貸して賃料収入を得る方法です。
賃貸のメリットは転勤中にも賃料収入が得られる点になります。
デメリットはマイホームの維持費が必要な他、自宅を他人に使われることです。
・転勤のときにマイホームを空き家にする
転勤のときにマイホームの売却などを行わず、空き家にしておく方法になります。
近くに親族などが住んでいれば、親族に換気や掃除をお願いして空き家管理をする方法もあります。
マイホームを空き家にしておくメリットは、転勤後も自宅を使えることです。
マイホームを空き家にしておくデメリットは、固定資産税や維持管理費用がかかることです。
■転勤時に空き家は売却すべき?扱いの判断基準
転勤のときは必ずマイホームを売却しなければならないわけではありません。
転勤時や転勤後の事情によって適切な方法が変わってきます。
転勤時にマイホームの売却・賃貸・空き家にして管理の3つの方法で迷ったら、次のような判断基準で考えてみましょう。
・転勤がどのくらいの期間なのか
転勤の期間によってマイホームの扱いが変わってきます。
たとえば転勤の期間が1年以内というごく短期であればいずれマイホームに戻ってくるでしょうし、賃貸にするには期間が短すぎる可能性があります。
家を借りても借り手がすぐに転居しなければならないからです。
1年以内の短い転勤の場合は、家を空き家として管理してはいかがでしょう。
固定資産税の負担なども、1年未満の短期転勤や1年程度の転勤では、住んでいるときとさほど事情は変わらないはずです。
・転勤後にマイホームを使う予定があるか
転勤後にマイホームを「どうしたいか」によっても扱いが変わってきます。
転勤先に住むつもりなら、マイホームを空き家にしておいても固定資産税や維持管理費用がふくらむだけです。
早いタイミングで処分し、売却金を転勤先の家の頭金などとして活用してもいいでしょう。
使う予定がなくてもすぐに売却できない事情(手続きの時間がないなど)があれば、しばらく誰かに貸してからタイミングを見て売却するという方法もあります。
■最後に
転勤の際のマイホームの扱いには3つの方法があります。
家庭ごとに事情がありますから、転勤の期間や今後のマイホーム活用の有無などを検討して、売却や賃貸など事情に合った方法を選択してはいかがでしょう。
売却など方法に迷ったら、札幌不動産売却相談窓口へお気軽にご相談ください。
事情に合った方法や計画を提案させていただきます。