●古家の解体について

〇現在札幌市では、大気汚染防止法の改正を受け、令和3年3月から「札幌市生活環境の確保に関する条例」に基づき、解体工事等でアスベストの飛散を防止するための条例で事前にアスベストが含有されているかの分析検査を義務づけています。

そこで、もしアスベストが含有されている場合は、通常の解体工事とは別にアスベストの除去工事を行い、その後通常の建物の解体を行うことになりました。

通常の解体も昔の解体と違い、木部、鉄部、アルミ、ガラス、コンクリート等に分別しなくてはならないので、時間もかかり建物の大きさにより百数十万円から数百万円に費用+アスベスト除去費用となり、かなりの費用が発生することになります。

当然この費用は売却の経費となりますので、仲介手数料などと一緒に経費扱いとなり、売却益から控除することができます。

また、相続して「3000万円の特別控除」を使う場合は、利用条件として相続した売主負担となりますが、売却時に解体費用を売主側が負担するのか、買主側が負担するのかは、売却時の設定によります。

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