不動産売却時のホームインスペクションとは?方法や手順を紹介
■ホームインスペクションとは?
ホームインスペクションとは住宅診断のことです。
住宅の劣化状態や室内・床下・土台・設備などを確認し、その家がどのようなトラブルを抱えているか、その家がどのような状態かをチェックするのがホームインスペクションです。
ホームインスペクションとは、人間で言うところの健康診断のようなものだと考えれば分かりやすいのではないでしょうか。
スペースインスペクションは不動産売却時に対象の不動産の状態を知る方法として使われています。
・スペースインスペクションの方法とは
ホームインスペクションは不動産の専門家が行います。
人間の健康診断を医師が行うことと同様に考えてください。
ホームインスペクションとは不動産の健康診断だからこそ不動産の専門家、つまり不動産の医師が行うわけです。
ホームインスペクションは資料の確認や不動産そのものの状態確認によって行います。
・ホームインスペクションの手順とは
まずはホームインスペクションの前に検査済証など、その不動産の資料を確認します。
それから不動産の屋根や基礎部分、外壁といった外回りの部分を確認します。
その次に室内を確認し、さらに床下も確認するという流れです。
給湯や換気といった設備の状態なども確認して、その不動産について報告書にまとめます。
■ホームインスペクションとは必ずしなければならないのか
ホームインスペクションは人間の健康診断をするときのように費用がかかります。
ホームインスペクションの費用相場は5~6万円前後になっています。
費用がかかる以上「不動産売却時のホームインスペクションとは必ずしなければならないのか」と思ってしまうことでしょう。
不動産売却時のホームインスペクションをするかどうかは不動産会社との相談によって決めます。
不動産売却時のホームインスペクションにはメリットもあります。
・不動産売却後に「家や設備に欠陥がある」という買主とのトラブルを回避できる
・ホームインスペクションをすることで不動産売却時の信頼度がアップする
・ホームインスペクションによる不動産売却対象の家に安心感を持ってもらえ売却額がアップする可能性がある
ホームインスペクションのメリットや不動産売却方法なども踏まえ、不動産会社と相談してみることをおすすめします。
■最後に
ホームインスペクションとは不動産版の健康診断です。
ホームインスペクションは不動産売却時に必ず行うわけではありませんが、ホームインスペクションを行うことで信頼度がアップした結果、買主とのトラブル回避や売却価格のアップにつながる可能性もあります。
ホームインスペクションは費用もかかりますので、実施については不動産売却時に不動産会社とよく相談してみましょう。
不動産売却のことなら札幌不動産売却相談窓口へお気軽にご相談ください。