新型コロナ禍の不動産売却でかかる査定期間はどのくらい?


新型コロナの影響で会社や店の営業時間が変わることがありました。
不動産売却をしたくても「不動産会社の営業時間も変わっているのではないか」
「新型コロナの影響で査定期間が通常より長くかかるのではないか」といった質問をよくいただきます。

新型コロナ禍の中、不動産売却の査定期間はどのくらいかかるのでしょう。
不動産売却の査定期間の状況について説明いたします。

新型コロナ禍中の不動産売却で査定期間はどのくらいかかるの?

新型コロナ禍中の査定期間について説明する前に、まずは通常の不動産売却の査定期間について説明します。

まず媒介・仲介で買主を見つけて不動産売却をする場合、査定期間を含めた手続き期間全体は3カ月~6カ月ほどが目安です。
ただ、不動産売却する不動産の買主がなかなか見つからなかった場合や、
査定対象になっている不動産に境界問題などのトラブルがあった場合は
通常の不動産売却の目安期間よりさらに時間がかかる可能性があります。

査定期間ですが、簡易な机上査定の場合は1時間から半日程度が目安になります。
ただし不動産会社の混雑状況によって多少差が出ることがあるため注意が必要です。
査定してもらうときに「査定期間はどのくらいかかりますか」と確認しておくことをおすすめします。

現地に赴く本格的な査定の場合は、机上だけでおこなう机上査定より査定期間がかかるのが基本です。
これは新型コロナの問題がない場合でも同じになります。
本格的な査定の場合は法令や不動産の情報も細かに確認しますので、早くても数日くらいの査定期間を見る必要があるのです。

新型コロナ禍中の不動産売却でも、不動産の査定期間に大きな変更はありません。
机上査定の場合は1時間から半日ほど。
現地調査なども含む査定の場合は数日程度の査定期間が目安になります。

新型コロナ禍中の不動産売却と査定期間の注意点

新型コロナ禍中の不動産売却や査定の期間は基本的に通常と変わりません。
ただし、新型コロナの流行をふまえて注意したいポイントがあります。

・新型コロナの状況によって査定期間が変わる可能性がある

新型コロナの状況によっては査定のために足を運ぶことが難しくなるなど、影響が出る可能性があります。
たとえば査定の前に不動産会社と不動産オーナーが足を運んで相談する予定になっていた場合、
不動産オーナーが新型コロナの影響で自粛し、足を運べなくなり、査定期間がズレるなどのケースが予想されます。

・新型コロナの状況によって不動産売却計画の変更が必要なケースもある

新型コロナの状況次第では「新型コロナの影響で買主の書類提出が遅れる」
「新型コロナで足を運べず、買主の相談で計画変更があった」など、不動産売却自体の計画変更がある可能性があります。

最後に

不動産売却の査定期間は基本的に新型コロナ禍中でも同じです。
ただし、新型コロナによる自主的な自粛などで不動産売却計画自体が予定変更することなどはあり得ます。
新型コロナ禍中の不動産売却期間や査定期間については、札幌不動産売却相談窓口へお気軽にお問い合わせください。

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