築浅とは?売却損など売却で気をつけたいポイント


不動産の広告でよく目にする言葉に「築浅」があります。
築浅とは一体何を意味する言葉なのでしょうか。
また、築浅を売却するときは、どのようなことに気をつければいいのでしょう。
札幌不動産売却相談窓口が「築浅の意味や定義」と「築浅を売るときに気をつけたいポイント」について解説します。

築浅とはどのような物件か|意味・定義・新築との違い

築浅とは「建てて日の浅い物件」のことです。
中古物件などの中でも、比較的新しい物件のことをよく築浅と呼びます。

・築浅と新築の違いとは?

「建築後に日が浅い」という点からよく新築と勘違いされますが、新築と定義や築年数などの点で異なっています。
新築の場合は「築1年以内かつ未入居の物件である」という定義がありますが、
築浅については厳格な定義が存在しているわけではありません。
また、築浅の場合は築1年以内ではなく、もっと年数の経った物件も含まれます。
このように定義や築年数の点で築浅と新築物件は違っているのです。

・築浅は建築後何年まで?

築浅は築何年までなのでしょう。
これについては、明確に定義されていません。
不動産会社や売主によって築何年までを築浅と呼ぶのかは異なっているのが現状です。

一般的には物件の築年数が3年あたりまでは築浅と呼ぶケースが多いのですが、
さらに年数が経過していても築浅と表現することがあります。
4年や5年以内の築年数の場合も築浅と呼ぶことがあるため、
「築浅という表現を使ってもいいのか」迷う場合は、不動産会社とよく相談しましょう。
また、不動産売却や不動産購入の場合に築浅という表現を見かけたら、
築何年の物件なのかを確認しておくことが重要です。

売却損など築浅の売却で気をつけたいポイント

築浅物件を売却するときに気をつけたいポイントは2つです。

・①築浅の売却損に要注意

建てて日の浅い築浅物件を売却すると、売却損が出る可能性が高くなります。
家は年が経過すると価値が落ちる傾向にあります。
物件は人が1日住むだけで10%は価格が下落するといわれています。
さらに、建ててから1年経つごとに1~2%ほど価値が落ちるといわれているのです。
築浅で売却すると家の購入価格と下落%の関係で売却損になってしまう可能性が高いのです。
築浅の物件を売る場合は、不動産会社と売却価格についてよく相談しましょう。

・②築浅なのになぜ売るのか

築浅は建てて日の浅い物件ですから、買う側にとっては「なぜ売るのか」と疑問を覚える可能性が高いといえます。
「心理的瑕疵があるのではないか」など、買い手が不安を覚えることも少なくありません。
築浅を売却する場合は売却損だけでなく、説明などにも気をつける必要があります。

最後に

築浅とは建てて日の浅い物件のことです。
どのくらいの年数までを築浅と呼ぶのかは人や不動産会社によって異なります。
建てて年数がさほど経っていない物件の場合でも、外観などの劣化から築浅と表現することが難しいケースもあるため、
「築浅」という言葉については相談先の不動産会社によく確認する必要があります。
築浅の不動産売却やご相談は、札幌不動産売却相談窓口にお任せください。

この記事を読んだ方は、こんな記事を読んでいます。